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夜に発電しなくても太陽光は活用できる? ~昼間の電気を上手に使うコツ~

2026.10.26 株式会社まるのいえ 株式会社まるのいえ WEBサイト

「電気を使うのは夜が多いし、太陽光を付けても意味がないですよね?」

太陽光が夜に発電しないのは、その通りです。

でも、だから意味がないと決める前に、少し考えてみてください。夜に使っている電気の中には、昼間に回せるものもありませんか?

太陽光は、パネルを載せるだけでなく、電気の使い方を少し変えることで、活用の幅が広がる設備なんです。

 

昼間に作った電気を、自宅で使う

太陽光で作った電気をその場で使えば、その分、電力会社から買う電気を減らせます。

昼間は留守でも、冷蔵庫などは動いています。在宅する日には、エアコンや調理家電も使いますよね。

例えば、太陽光で作った電気のうち、年間1,500kWhを自宅で使えたとします。

買わずに済む電気の単価を、仮に1kWhあたり35円とすると、

1,500kWh × 35円 = 年間52,500円

これが、買う電気を減らせた分の目安です。

設備代や維持費を差し引いた利益ではありませんし、実際の金額は発電量や電気契約、暮らし方によって変わります。

ただ、「昼間は家にいないから、太陽光は意味がない」と片付ける前に、確認できることはあるんです。

 

ポイントは、夜の用事を昼間に前倒しすること

少し大げさに言えば、「夜の分まで、発電している時間に使っておく」という考え方です。

もちろん、電気を無駄に使うという意味ではありません。

どうせ使う電気なら、太陽光が発電している時間に使えないか。ここがポイントです。

例えば、夜に回している食洗機を昼間に動かす。洗濯や乾燥を、発電している時間帯に合わせる。充電する機器も、生活に支障がない範囲で昼間に充電する。

家電を使う時間を少しずらすだけでも、太陽光の電気を自宅で使う機会が増えます。

エアコンにも、同じ考え方ができます。

冬なら、まだ発電している午後のうちに部屋を暖めておく。夏なら、夕方の帰宅前などに部屋を冷やしておく。

部屋の空気だけでなく、壁や床、家具なども暖まったり冷えたりするため、家の断熱性などによっては、日没後の冷暖房の負担を軽くできる場合があります。

電気を蓄電池にためる方法とは別に、昼間の電気で、夕方以降に向けて室内を整えておくわけです。

ただし、冬に部屋を暑くしすぎたり、夏に冷やしすぎたりする必要はありません。外へ逃げていく熱や冷気もあるので、やりすぎれば余計な電気を使ってしまいます。

夜の冷暖房が不要になるわけでもありません。

快適な範囲で少し早めに運転し、夕方の過ごしやすさや電気の使用量を見ながら調整する。これくらいの使い方が現実的です。

もうひとつ、日没直前まで十分に発電するとは限らない点にも注意してください。屋根の向きや影、季節によって、発電量が落ちる時間は違います。

時計だけを見るより、まずはご自宅の発電モニターで「何時ごろまで電気を作れているか」を確認すると、時間を合わせやすくなります。

 

毎日覚えておくより、アプリに任せる

「昼間に使ったほうがいいのは分かるけれど、仕事中に操作できません」

それも、その通りです。

だからこそ、家電の予約機能やメーカーのアプリを使ってみてください。対応する家電なら、運転する時刻を予約したり、外出先から操作したりできます。

例えば、こんな使い方です。

◆洗濯機や食洗機を、発電している時間帯に動くよう予約する
◆冬は発電が残っている午後に、エアコンの暖房を始める
◆夏は帰宅時刻に合わせて、発電しているうちに冷房を始める
◆家電にそうした機能がない場合でも、SwitchBotなどの機器を使って、操作を予約できる場合があります。

例えば、対応するエアコンとSwitchBotのハブを組み合わせれば、スマートフォンから操作したり、時刻を決めて運転させたりする使い方ができます。

ただし、どの家電でも同じように使えるわけではありません。対応する機種、必要な機器、Wi-Fi環境などは確認が必要です。外出中の運転についても、家電の取扱説明書に従ってください。

そして、時刻で予約するだけの仕組みは、その日の発電量を見て動くわけではありません。

晴れの日と同じ設定で、雨の日にも家電が動けば、電力会社から買う電気が増える場合もあります。

まずは予約をひとつ設定し、発電量と購入する電気の変化を見てみる。最初から全部を自動化しなくても大丈夫です。

家電を一斉に動かすより、時間を分けて、発電量に合わせて使うことも大切です。

 

蓄電池を考える前に、できる工夫もあります

蓄電池があれば、昼間に余った電気をためて、夜に使うこともできます。

ただし、蓄電池には追加費用がかかりますし、充電と放電の際には電気のロスもあります。

まずは、今ある家電の予約機能やアプリを使って、昼間に回せる電気を探してみる。そのうえで、夜にも使いたい電気や停電への備えを考えて、蓄電池の必要性を判断する。

私は、この順番も大切だと考えています。

なお、昼間に使えば何でも得になるわけではありません。電気を自宅で使うと、その分の売電収入は減ります。買う電気の単価と売電単価、追加で使う電気の量を含めて比べる必要があります。

太陽光が夜に発電しないのは事実です。

でも、家電を使う時間は、夜だけに固定しなくてもいいんです。

昼間に洗う。昼間に充電する。発電しているうちに、夕方の部屋を快適にしておく。

太陽光の電気に暮らしを少し合わせてみると、使い道は思っているより見つかります。

私は、設備を増やすことだけでなく、今ある設備を上手に使うことも、一緒に考えていきたいと思っています。

私自身も、太陽光と蓄電池のある自宅で、昼間に食洗機を回すなど、発電した電気を活用しています。

実際に暮らしの中で使っているからこそ、設備を導入するだけでなく、どう使っていくかも大切だと感じています。

「うちの場合は、どんな使い方ができるだろう?」

太陽光や蓄電池について気になることがあれば、まるのいえにお気軽にご相談ください♪



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